平屋のデッドスペースについて考察
デッドスペースとは
家の中で利用されていないスペース。有効活用されていない空間のこと。
デッドスペースではなくても、廊下が多く動線の面積が多いと、もったいなく感じます。限られた面積の中で無駄になりそうなスペースは極力なくしたいものです。
平屋のデッドスペース
住んで家具を配置してからでないと分からない場合が多いので、間取りに家具を書き込み、動線をよく考えなければなりません。階段下がよく上げられますが、最近はトイレや収納、デスクスペースとして活用されるのが当たり前になっておりデッドスペースとは言い切れません。
1階から2階への動線が必ず必要なので、廊下や階段の面積が大きくなるのは否めません。
将来のデッドスペース
この先10年は有効利用できても、それ以降は有効利用できなくなる部屋やスペースがあります。
子供部屋
子供部屋を2階に作るのはごく一般的ですが、いつか子供が独立して家を出れば部屋が空くので、場合によってはデッドスペースとなりえます。納戸や趣味の部屋として活用できれば良いですが、階段の昇り降りが億劫になると使わなくなるようになります。
洗濯干し場
乾きが早いことや防犯上のメリットにより、1階に洗濯機、2階の南側に洗濯干し場を作る間取りプランがありますが、毎日の事なので良く考えた方が懸命です。洗濯物は水を吸って重くなるので、それを抱えて毎日昇り降りする事を考えておかなければなりません。上記の子供部屋と同じで、高齢化して階段の昇り降りが辛くなると、デッドスペースになりえます。
採光や風を通しやすいなど良い事も多いです。