平屋の家

平屋の住まいについて。デザイン、住み心地、間取り、セキュリティなどなど。

平屋ブーム到来か?データから見る平屋。

平屋のブームが来ている?

今回は、住宅市場や建築業界の動向をデータで確認しながら平屋の人気について調査してみました。

日本住宅産業協会の発表によると、平屋の着工戸数の動向は以下の通りです。

2016年:20,698戸
2017年:20,454戸
2018年:20,483戸
2019年:21,523戸

平屋の着工戸数は、2016年から2018年までほぼ横ばいで推移していましたが、2019年には前年比で約1,040戸増加し、15.4%のシェアを占めるまでになりました。この傾向は、高齢化社会による需要の増加や、若者層のライフスタイル変化などによる影響があると考えられています。

また、同協会が発表した2020年の住宅市場の動向調査によると、特に首都圏や関西地区で平屋住宅の需要が高まっているという結果が出ています。

 

増えてはいるけど微増というところでしょうか。首都圏に需要が高まっているとの情報ですが、首都圏だと地価が高いので広さを確保しづらく土地と住宅を合わせるとかなり割高になりそうですね。

他には、不動産情報サイト「SUUMO」によると2021年1月に平屋住宅の検索数が急増し、前年同月比で約3倍に増加したと報告されています。

注目度はかなりありますね!!

新型コロナウイルス感染症の流行により、自宅で過ごす時間が増え、広く開放的な空間を求める傾向があることにも関連していると考えられます。

まとめると、注目は高まってはいるものの着工数は微増で、平屋が全国的にブームになっているわけではなく、地域や需要によっても差がありそうですね。

 

今回は以上です!